心は目には見えないけれど・・・

何か思いがけない事態に遭遇したとき、また環境に変化が生じたとき、人は動揺したり、ストレスを感じたりします。そんなときアートセラピーを利用すると、そのときのこころの状態を色や形として見たり感じたりすることができます。アートセラピーは、視覚やフィーリングに働きかけて心を調える穏やかなセラピーです。

どうしてアートが心に効くのか・・・
普段私たちは、効率や理屈を優先する左脳を中心にした暮らしをしています。絵画や造形の作成は、心地よさ(快感)といった右脳の働きを活性化させる作業となります。それは抑圧された感情を解き放ち、満たそうとする行為でもあるのです。また。手を動かしたり、色を塗ったりすることで、子どもの純粋さや屈託のなさを取り戻すことができ、そのことにより、心的エネルギーが回復していきます。ささやかな現実逃避が明日への活力を補充してくれる。それがアートセラピーの魅力です。(※あまりに深刻で病的なものに関しては、専門家にアドバイスを受けるなどし、安易には行わないで下さい)

<特徴>
1.アート作品で人との違いを認め合う

アートセラピーとは表現療法のひとつですが、それらに共通する効果のひとつとして、自分と他者との違いに気づくということがあげられます。グループワークを行い、それぞれの作品を鑑賞することによって、自他を認め合うという心の交流が、穏やか且つ深いレベルでもたらされます。

 

2.系統的に制作すると自分の変化が一目瞭然

継続的に、半年後、一年後に再び作品を制作していくと、自分の中の変化を観察していくことができます。自分の成長や変化はそう簡単に気づけるものではありません。が、アートセラピーでは以前の作品と比較することで、視覚的に明らかに自分の変化を知ることができます。