惑星の役割

ホロスコープでは、自分というのはいろいろな要素の集まった集合体であるという考え方をしています。そしてそのいろいろな要素という部分を「惑星」という形で表現しています。では、各惑星がどんな要素を表しているのか。パーソナリティに関わる『太陽』、『月』、『水星』、『金星』、『火星』の5つの惑星についてお話しましょう。

 

***太陽***

意志決定や総合判断
いわゆるブレーンの部分です。私は「理想の自己像」などと言ったりしていますが、自分が何かを決断したり、行動を起こそうとするとき、そこには「自分ならどうするか」「どうしたいか」という自己アピール性や自分の美学的なものが介入します。自分の生きていくべき態度や、かみ砕いていえば、どんな風にすればカッコいい自分、満足いく自分でいれられるかを考えるのが、太陽の役割になります。

***月***

心の内側や感情面
心の中を表す部分をになっています。どんなことに不安を感じるか、どんなときホッとした気持ちになるか、あるいは好き嫌いといった生理的な快不快というのは、意思の力で無理やり変えられるものではありません。月は、そんな生まれつきもっている心のクセみたいなものを担当しています。特に、苦しいときやエネルギーが下がっているとき、自分の弱い部分は表面化しやすくなります。そんなとき月のサインの場所は、きっとあなたの心に癒しをもたらしてくれるはずです。 

 

***水星***

社会性やコミュニケーション
部屋の片づけ方、仕事や家事の段取り、人との連絡の取り方、など、日々私たちはいろいろ頭を働かして動き回るわけですが、そのスタイルや、やりやすい方法というのは、人それぞれ。それは、試行錯誤しながらやるものではなく、ある程度オートマティックに合理的に事が運ぶような方法を、私たちは無意識に身につけています。水星が表すのは、自分流、あるいはすでに身に付いている自分の行動パターンといった部分になります。  

 

***金星***

美しさや喜びを感じる心

人は自分にとって良いと思うものを選択して生きていきます。喜びや楽しみ、そして幸せを求めます。何をもって喜びとするのか、何を美しいと感じるのか、それは人それぞれですが、金星という惑星の果たす役割は人生を喜ぶ気持ちです。人生は楽しいことばかりではなく、辛いことの方が多いと感じるときもあるかもしれません。そんなとき、誰しもかならず、人生の尊さや喜びを見出す「金星」という星を抱いているのだということは救いとなるでしょう。 

 

***火星***

人生をどう生き貫くか
危機状態に陥ったとき、それを乗り越えるために立ち向かう力があるかどうかというのは、ある意味死活問題でもあり大事なことです。そして、誰もがその人なりの方法で自分を守る力を使います。火星というのは、そんなピンチや逆境に立ち向かう力を表します。ただし、もともと怒りや暴力的なものを表現する惑星でもありますので、それをどうコントロールするかということは、注意も要する惑星です。